チャリ活動備忘録

激坂時々平坦

サドル交換

最近またBB付近からの軋み音が鳴り出し、また始まったかとウンザリしていた。自転車を購入してからBB30の異音には悩まされて来たが、その都度適切な処置をして解決してきた。今回もいつもの分解整備を実施したのだが、全く異音が消えない。これは他に原因があると判断して調査。一通り点検してすぐに原因が確定した。サドルが真っ二つに割れて軋み音が発生してました。とりあえずボンドで接着してみたが、すぐに剥がれて効果なし。f:id:ten-misu-hide:20221204163911j:image

フィジークR7

しょうがないので、新品購入を決意した。

このサドルには不満も無かったので、同じものを購入しようかと思い探してみたが、このサドルは完成車専用品で単品での販売はされていない。仕方ないので同じ形状のR5を見たら安くて1.2万くらい。サドルに1万も出せないので、すぐにアリエクで中華サドルを物色すると、フルカーボンサドルが3000円台でゴロゴロ売ってる。一通り見て形状が一番好みだったサドルをポチった。

納期は約一ヶ月との事だったが、何故か一週間で届いた。
f:id:ten-misu-hide:20221204165422j:image 

初めてアリエクを利用して、色々心配していたが、梱包は厳重でAmazonとかより良いくらい。
早速純正サドルと比較。
f:id:ten-misu-hide:20221204165959j:image

なんとなく穴あきサドルにしてみた。


f:id:ten-misu-hide:20221204170259j:image 


f:id:ten-misu-hide:20221204170317j:image

フルカーボンだけあって、軽いです。
f:id:ten-misu-hide:20221204170445j:image


f:id:ten-misu-hide:20221204170614j:image 

粗悪品が来ることも覚悟していたが、品質は悪くなさそうです。知らんけど。f:id:ten-misu-hide:20221204170902j:image

40kmほど走ってみたが、ケツがスッポリ収まる感じで悪くはないが、先っちょが短いのでヒルクライムの時に前乗りが出来なくなり、違和感を感じたが、これも慣れるしかない。あとは耐久性がどうかだけです。

 

天国から地獄

9月上旬の県体の頃が過去最高の強さだと感じていたが、そこがピークではなかった。

10月の頭に大分サイクルフェスが控えていたので、練習量は落とさず黙々と日々のメニューをこなしていた。するとピークだと思っていた体重体脂肪はさらに減少し、体のパフォーマンスがどんどん上昇するのを感じていた。そしてサイクルフェス1週間前、最後の追い込みの為に銭瓶峠へ向かう。内容は銭瓶のデンケン2本に赤松の計3本。

それぞれ約3.7km、8%、最後の赤松でオールアウトして終わりのメニュー。

まずはデンケンから上るが、58.0kgまで減った体は心拍MAX80%でも飛ぶように走る。

後半の旧自販機前で8分09秒、過去に全力アタックした時とほぼ同タイム。ここから全力でベストタイムを狙おうかと思ったが、3本目でオールアウトするメニューなので80%を維持してゴールまで。タイムは12分09秒でベストから僅か5秒遅れ。全力で走れば、11分台が出るかもしれない。ワクワクしながら2本目のデンケンを12分後半で終えると、すぐに赤松を下るが、この時点で疲れを全く感じない。急遽赤松を上り返さないで、そのまま別大へ突撃し、1往復全力走を追加。往復約14kmをAv.41km/hで走破。   

さすがに少し疲れを感じたが、最後の赤松も全力で上り、予定通りオールアウト。  

自分でも怖いくらい調子が良かった。 

 

そこから2日後、朝のジテツウの時に息苦しさと激しい胸焼けを感じる。

翌日になると胃がパンパンに張り、苦しくてまともに動けない。急遽会社を休み、消化器科を受診。胃カメラ検査の結果、逆流性食道炎と診断された。とりあえずヤバい病気じゃなさそうなので安心したが、自転車どころでは無いので、サイクルフェスはDNSとした。

 

受診してから1ヶ月が経ち、胃の張りと胸焼けは治まったが、胃酸の逆流と喉の違和感は続いている。ただ自転車のパフォーマンスは戻って来ているので、体の状態を見ながらトレーニングは続けていく。

県民スポーツ大会

コースは1.4km×12周。私が出走する40代カテゴリーは25名の参加。

マークする選手はただ1人、JBCFのE1で走っているO選手。その他の選手はレースに出ている様子はなかったし、私自身は先週の椿ヶ鼻ヒルクライムで自己ベストを更新して、過去最高レベルの仕上がりを感じていたので、漠然と負ける気がしなかった。

スタート3分前。台風接近で風が強く、曇っていたが気温は30℃を超えていた。

アチぃなあ、とか思っているとスタートの号砲。緊張からか、クリートキャッチに失敗してスタートダッシュに乗り遅れ、後方へ追いやられる。直ぐに前へ上がろうとするが、道は狭いしコーナーは連続するし、そもそもペースが速くて前に行く機会を掴めない。 

2周ほど走ってペースが少し緩んだ隙にスルスルと前に上がる。レースはハイペースで進み、付き位置でも苦しい場面があるが、他の選手はもっと苦しい筈だと言い聞かせ我慢して踏み続ける。そして5周目くらいで1人の選手がアタック、あっという間に15秒ほど差がひらくが、すぐにバテるだろうから放っておく。

私を含めた先頭の数人でアタックを繰り返し、集団の人数は削られていった。

そして気付く。逃げている選手が落ちてこない。この時点で生き残ったのは私とO選手、もう1人知らない選手。3人で回し続けているのに、逃げとのタイム差が縮まらない。 

残り3周になってもタイム差が15秒前後から変わらない。誰や逃げてる人!強いぞ!

残り2周、逃げとのタイム差が12秒に縮まったところで一か八か単独ブリッジを試みる。

ファイナルラップ前の上りを全力で駆け上がり、その後の下り区間も全力で踏んでラスト1周で追い付く作戦。これで差し切ったらメチャメチャ格好いい。

しかし冷静に考えれば、3人で目一杯回して追い付けないのに、1人で追い付くわけがない!ファイルラップを半分も走らないうちにバテて大失速し、しっかり付いてきた2人に千切られ終了。結局逃げの選手は2秒差で逃げ切り、私は瀕死の状態で4位。40代最後の県体が終わりました。

それとあとで知ったが単独で逃げ切った選手はトライアスロンガチ勢で、優勝経験もある猛者でした。  

やっぱり参加者のリサーチは重要ですね。

総評

完全に力負けでした。最高で優勝、最低で2位と思っていた自分が恥ずかしい。

E1のO選手には敵わないと思っていたが、ノーマークの2人にもコテンパンにやられてしまった。それでもラスト2周でブリッジを仕掛けたり、上りでアタックしたり、積極的な走りが出来たのは良かったと思う。今後は積極的な走りを確実に勝利へ繋げられるように、計画的にトレーニングを行い、定期的にレースにも参戦してテクニックの向上も図りたい。

 

帰り道、モヤモヤした気持ちが収まらなかったので、汗でビショビショのジャージをまた着て、椿ヶ鼻ヒルクライムのコースをアタックしたが、最後の激坂で両足のふくらはぎが盛大に攣り、コケました。 

おわり 

 

椿ヶ鼻ヒルクライム2022 レース編

8時40分、今年もB、C、Fが同時スタート。


f:id:ten-misu-hide:20220831223621j:image

2019年は中盤までスローペースで早々に自己ベスト更新は諦めたが、今年は初っ端から速い!トンネル入口で2019年より45秒も速い。

平坦になってもハイペースは衰えず、若い強豪選手達が交代で集団を引っ張り続ける。

最後の激坂まで集団に付いて行きたかったが、今年も前津江小学校前の上りで千切れた。同カテの選手2名が集団と共に見えなくなり、この時点で3位。

後方を確認するが、同カテの選手は来ていない。ここからは自分との戦い。ラストの激坂ではカテ違いの選手達と抜きつ抜かれつの攻防で、地獄の苦しみの中でもゴールまで楽しむ事が出来た。
f:id:ten-misu-hide:20220901231846j:image

順位は年代別3位、38分50秒。

前半ハイペースのおかげで自己ベストを約1分更新する事が出来た。 

 

総評

1.5ヶ月の急仕上げだったが、4kgの減量に成功したこともあり、過去最高の内容だったと思う。

ラスト1kmの激坂でも自己ベストを数秒だが更新していた。

来年は50歳になる。このカテには4連覇している王者がいるが、過去のタイムを見ても圧倒的な力の差は無い。 

今回体重は裏切らないと証明できたので、来年は早い段階で減量に取り組み、表彰台のテッペンを目指す。

 

 

椿ヶ鼻ヒルクライム2022 スタートまで

前日。子供の部活遠征で日田に向かう。その合間に県体会場の田来原美しい森づくり公園で行われている、県体練習会に参加。10時から10周回、5周流して5周模擬レース。

 

f:id:ten-misu-hide:20220830164044j:image

ゴール前に少し上りがあるがほぼ平坦。急カーブが多く道幅も狭いので、前で展開しないと着には絡めないだろう。

練習会はまだ続くようだったが、子供の試合が気になるのでここで引き上げた。

17時まで子供の練習試合を観戦して、19時帰宅の22時半就寝。

 

当日。4時半起床5時出発、コンビニでおにぎり2つと菓子パン2つ購入。高速を走りながらおにぎり1つ食べる。

6時半到着。すぐに受付を済ませると、選手名簿をチェックする。速い選手を4名ほど確認、伏兵もいるだろうから今年も楽なレースにはならないと感じた。

レース1時間前、もう1つのおにぎりを食べ近くの激坂へアップに出る。2本上って心拍を160まで上げる。

レース30分前、いつもの儀式、赤いアミノバイタルを飲み干し準備完了。


f:id:ten-misu-hide:20220830222142j:image

今回は減量に成功して朝イチの計量で58.9kg、14.2%これはレースにおいて過去最軽量。

昨日の模擬レースが良い刺激になり、調子は上々。

スタート地点に移動し、出走2組目の約90人が号砲を待つ。

つづく

 

 

 

 

1週間前

椿ヶ鼻ヒルクライムまであと7日。

8月は今日まで獲得標高15000mほど、激坂を中心に走り込んできた。過去1番強かった2017年の登坂力は戻ってないが、体重は58kgまで減少し、1.5ヶ月で4kgの減量に成功。

しかし減量、練習を無理した結果、肌はガサガサで立ち眩みも酷く、疲労がかなり蓄積しているのを感じる。それでも今朝は路面ウェットだったが、クロスバイクで6.5km、7%のコースへ。途中で気分が悪くなるが、今日が最後の追い込みなので、全力でゴールまで。

本当なら3ヶ月くらい掛けて調子を上げていくのだが、今回は1.5ヶ月での急仕上げ、なんとか2017年の80%ほどまで仕上がった気がする。

これから1週間は疲労を抜きつつ、水曜日に最後の刺激を入れて、本番に臨む。f:id:ten-misu-hide:20220821174253j:image

今朝の雷雨で路面はウェット。タイヤが滑りまくって霊山寺の下りが恐ろしかった。

急仕上げ

今年は選ばれないと思っていたが、県体で走ることが決定した。レースは椿ヶ鼻ヒルクライムの1週間後でコースは平坦周回。

とにかく登坂力が絶望的に落ちているので、ここは椿ヶ鼻ヒルクライムに全集中して練習することにした。

そして7月26日、試走のために早速椿ヶ鼻へ向かった。 

過去の経験上、実際のコースを走るとヤル気のスイッチが入り、モチベーションが爆上がりするのだ。

3年ぶりにスタート地点に立つと、当時を思い出し、試走なのに緊張してくる。

とりあえず現状の走力を知るために、タイムアタックを試みる。過去のレース前に何度か試走でタイムアタックをしてきたが、その中でのベストタイムが41分。仕上り途上の現状から、目標タイムを45分に設定した。トンネルまでの上りはほぼ全力で走り、平坦区間は回復を意識する。中盤の激坂区間からは心拍ほぼMAXでベストタイムを狙う。ラスト1kmの壁に突入すると半年前に発症した腰痛が襲ってきて、シッティングだけでは失速して足を付きそうになる。

ダンシングで腰を休めながらヘロヘロ状態でゴール。タイムは43分21秒。


f:id:ten-misu-hide:20220803162325j:image

仕上がり具合と体重から考えれば、良いタイムが出た気がする。

レースでのベストタイムが2017年の38分52秒で、体重が59kg。

本番まであと25日。8月2日現在、体重61kg。まず目標として、過去最軽量の58kgを目指す。そしてトレーニングは激坂限定でひたすら上り続けよう。腰痛はどうにもならないので、当日はロキソニンを飲んで誤魔化そう。