チャリ活動備忘録

激坂時々平坦

チーム戦の面白さ【県体備忘録】

監督の指示は私が逃げて、Sさんが集団待機。

予想通り、スタート直後は誰もアタックしない。

第1コーナーを大外からまくって先頭に出て

下り〜ホームストレート〜第1コーナー入り口まで

ほぼ全力で回して逃げた。

ここで後ろを振り返るとまさかの1人逃げ。誰も付いて来てない。

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2人くらいは来ると思っていたのに、早くも誤算。

このままでは、泳がされて終わってしまうので

踏むのをやめて集団に戻る。

私が集団に戻ると、すかさずSさんがアタック、

これに宇佐の選手が反応。

私も行きたかったが全力走の直後で、反応出来ず。

この逃げが決まり、私は集団に残り監督の指示とは

逆の展開になってしまった。

この状況で私がチームの為にやるべき事はただ一つ。

集団をブロックして、Sさんをゴールまで逃げさせる事。

私はホームストレートで監督やチームメイトの

アドバイスを貰いながら

全力でエースの勝利の為に集団をコントロールした。

常に集団の2番手付近を走り、

先頭に出たら踏むのを止めて集団を失速させる。

たまらず後者が追い抜ぬいて来たらすぐに加速して

後ろに付く。

そしてアタックが掛かれば、すかさず潰しに行く。

これをひたすら繰り返した。

 

思惑どおり、逃げとのタイムはどんどん広がり

Sさんと一緒に逃げた宇佐の選手も千切れて

Sさんの逃げきり勝利が確定。

そしてファイナルラップ

脚はまだ充分残っていたので、このまま2位をもぎ取る気持ちでラストスパート。

最終コーナーを2番手で回るが、直線に入ると

いつもの魔界練のようにゴボウ抜きにされ、9位撃沈。

相変わらずのヘタレスプリント、、、。

 

優勝するつもりで参加したレースだったが

自分が勝つ為ではなく、チームの勝利の為に

レースをコントロールする面白さを実感した。

ピットに戻った後も、みんなに良い仕事をしたと

讃えてもらったのでホッとしました。

 

今回このような動きがスムーズに出来たのは

頻繁に参加した佐野での魔界練の成果だと思う。

あの激しい模擬レースの中で、集団走行に慣れ、

加減速のタイミングを学び、地力も向上した。

強くなる為には、自主練も大事だが自分より強い

人達と走る事が最も効果的だと改めて感じた。

 

次のレースは初参加の英彦山ヒルクライム

明日から登りまくる日々が始まります!