八面山アタック

大雨で中止になった去年の大会。

今年は清々しい秋晴れで、絶好のヒルクライム日和。

午前7時半に現地到着、選手名簿が無いので

辺りを見渡し、40代の選手をチェック開始。

すぐに英彦山を39分台で上る選手を

3人も発見してしまった。

早くも表彰台が絶望的になった気もするが

全力で上ります！

スタートは5人づつ1分間隔。

私の次の組には優勝候補のE1戦士がいる。

この選手に捕まらずにゴールまで行けるか？

スタートして直ぐに先頭に立ち、ガンガン飛ばす。

同じ組に付いてくる選手はいない。

とにかく後発の強豪選手に追い抜かれたくないので

死に物狂いでペダルを回し続ける。

しかし！

半分の3km付近で後ろからタイヤの唸る音が

聞こえて来たかと思ったら、一瞬でE1戦士に

追い抜かれた！

圧倒的な実力差を目の当たりにして

心が折れそうになったが、2位か3位の可能性は残されている。

いつも通り、なりふり構わず雄叫びを上げながら

ゴールまで全力を尽くした。

タイムは24分21秒。

ベストタイムは更新したが、このタイムでは

入賞は厳しい。

リザルトを見ると年代別4位、総合11位。

優勝はE1戦士で22分前半のタイム。

3位の選手でも23分前半、私とは1分以上の差。

来年の高千穂、椿ヶ鼻、英彦山は

この選手達に勝たないと表彰台に上がれない。

とにかく身体を鍛え上げるしか道は無い！